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平和の旅レポート
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第50回記念 矢臼別平和盆おどりツアーに参加して

カテゴリー: - admin @ 18時24分26秒

第50回記念 矢臼別平和盆おどりツアーに参加して

 8月9日〜10日矢臼別平和盆踊り大会に参加してきました。

いつか参加したいという念願が今回初めてかないました。

1998年に新ガイドラインで米海兵隊が矢臼別で移転訓練をするとニュースで知って、

札幌の集会で初めて川瀬 氾二さんにお会いしご自身も

「私は、ただの農民で皆さんの前でお話しするような人間じゃない。」と

言われていたように素朴な人柄で朴訥と語るかたでした。

この方の憲法と平和を守る強さは、

どこから来ているのだろうと関心を持ちました。

 今回のバスの往復道中、歴史を学び50回記念誌を見る中で

矢臼別で平和盆踊りを50年も続けてきた歴史、今の平和が

危険に脅かされている中で開催される意味の大きさに

改めて参加できた喜びを感じました。

道中のバスの中で西・手稲健康友の会の参加者の皆さんや

酪農学園大学の学生さんとも交流して夕方に到着しました。

演習場のど真ん中に川瀬牧場があり、大きな盆踊りのやぐらや中央舞台、

巨大なたいまつが前日雨の中実行委員会で準備されていました。

夕食のバーベキューも準備されており、一見町内会の夏祭りにも見えるのですが、

企画は、平和のコーラスや、コンサート講演、沖縄民謡と

平和を感じる企画が盛りだくさんでした。

特に夜空のトランペットとともに巨大な花火の連発、

1000人近い人でやぐらを囲んでの盆踊りは、平和な

日本の夏の象徴で感動しました。来てよかった、と実感しました。

夜遅くまで歌や、民謡が聞こえる中、川瀬さん手づくりのD型ハウスの

「矢臼別ホテル」に宿泊しました。翌朝の地元の食材を使ったおいしい朝食、

朝の3キロ散歩東京から91歳で駆けつけてこられた

畑田重雄さんの講演など平和をかみしめ、50年の節目の年に

川瀬さんの遺志を引き継いで「日本を絶対戦争する国にしない」と

決意を新たにしてくれた平和盆踊りでした。

年300日も演習が行われている矢臼別で全国からの支援、

地元の方たちの平和運動の歴史の上にあることを忘れないで

平和の砦を守る運動に私も参加したいと思って新たな平和運動の

スタートになった今回の平和盆踊りでした。

沖縄をはじめ全国から1500人の参加で盛況に終わり、みんなで平和を守る決意をしました。

 

 

 

 

日本共産党手稲区生活相談室長 佐々木 明美