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平和の旅レポート
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第15回韓国平和と交流の旅 2013年4月20日〜24日

カテゴリー: - admin @ 08時56分37秒

 4月20日から24日の日程で、平和と教育を考えるツアー連絡会と新婦人北海道本部の共同企画「第15回韓国平和と交流の旅」に参加。釜山、慶州、ソウルで忘れられない、忘れてはいけない貴重な体験ができました。

 

 桜、つつじにレンギョウの花々が満開の韓国。朝鮮戦争後の復興が目覚しく、高層ビルが立ち並び、空港・市場・商店・レストラン至るところで働く女性たちは、元気で逞しい。子供から大人までスマートフォンを持つ姿も印象的でした。どこか日本に似たその風景や顔立ち。

 しかし、一方では日本帝国主義の独裁に立ち向かい、独立運動を行なった民衆たちが虐殺された堤岩教会、独立運動家たちが(そして後には民主化運動家たちが)弾圧された西大門刑務所博物館、タプコル公園などを案内された、韓国は侵略された国であり、日本は侵略した国だという事実でした。

 

 その中でも、安倍内閣がいまだ歴史の事実と向き合わず、国際的にも批判されている日本軍「慰安婦」問題を学ぶため、私たちは被害女性たちが支援を受けながら静かに共同生活をしている「ナヌムの家」や、併設された歴史館、解決に向けた支援と歴史教育の活動を進めている「戦争と女性の人権博物館」を訪問しました。

 「自分たちそのものが生き証人」と、勇気をもって名乗り出たハルモ二(韓国語でおばあさん)たちと触れ合う機会がありましたが、日本から訪れた私たちを受け入れて下さったハルモニたちの柔和な笑顔に、私はかける言葉を失い、手を握り絞めることしかできませんでした。

 高齢のハルモニたちにとって、一日も早く日本政府が、過去の過ちを謝罪し、十分な補償をもって償うことなしに、平和外交は実現するはずがないと改めて確信しました。

 

 

 最終日、日本大使館前で日本軍「慰安婦」被害女性たちと支援者たちが日本政府からの公式謝罪と賠償を求める「水曜集会」に参加。千回を越えるこの集会には、昼休み中のOLや教会のシスター、大学生、先生たちに付き添われ小学生たちも参加しています。折りしも前日には侵略戦争を正当化する安倍内閣の閣僚たちが靖国神社を参拝したことへの抗議もあり、たくさんのメディアが取材に訪れ、私たちも北海道から持ち寄ったメッセージを掲げ、アピールしました。札幌・旭川・別海・苫小牧など全道から参加した新婦人の23名(内男性3名を含む)の皆さんと、日を追うごとに親しく打ち解け、平和への想いを共有できたことは、私にとってまた大きな収穫でした。

 私たちの子供たちや孫たちが戦場に行くことなど絶対にないよう、心身共に痛みに満ちた歴史の現場を保存し、過去に知らせる正しい歴史教育の場を広げていけるよう、日本のオモニ(母)たちも努力していきたいという想いを抱いた平和学習の旅でした。

 

 

 長谷川団長、事務局の石岡さん、旅システムの青木さんには、大変お世話になりまして、カムサハムニダ!

 又、ハングルの勉強を積み、旅費を積み立て参加したいと思います。

新婦人札幌中央支部もえぎ班  佐藤 晴美