平和と教育を考えるツアー連絡会  
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平和の旅レポート
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〜今、自衛隊はどうなっているの?〜道央基地調査ツアー(2018年5月13日)に参加して

 

 5/13(日)、雨天のなか、札幌各区、石狩、苫小牧、帯広から27人がツアーに参加しました。北海道平和委員会代表理事の石田さん、内山さんに、バスの中から解説していただき、札幌北部方面総監部(北海道の司令部隊)、真駒内駐屯地、西岡・有明演習場―(矢臼別演習場に次いで日本で2番目に広い)北海道大演習場を視察しました。
 基地には、1両10億の戦車が450両もあり、重量が1両50トンもあるので、一般のアスファルト道路は走れず、専用のコンクリート道路が必要になります。使えない戦車購入に究極の税金の無駄づかいと参加者一同怒りになりました。東千歳訓練場には、海外での戦闘に備えて、「マンション」「銀行」「スーパーマーケット」「民家」を模倣した建物をつくり市街地戦闘訓練が行われ、米軍との一体化がわかりました。
 雨天で、コムカラ峠からの道央基地群を望ことができませんでしたが、自衛隊の違憲性を問うた恵庭事件や長沼訴訟の現場を見学しました。途中寄った、野呂栄太郎碑には長沼の農民連女性たちの加工グループ「手結び」が、手づくり味噌、漬け物や野菜を持って駆けつけてくれました。お昼は近くの畑で採れた野菜がおすすめの「カフェ」でランチ。「平和でなきゃ、美味しいものも食べられないね」と食べて、大いに学んだ一日でした。

【感想より】
〇今まで基地について気づかずにいたが、こんな近くで演習していることが分かった。
〇基地が札幌から千歳までつながっていることを知ってビックリ。絶対、自衛隊を戦地に行かせたくないし、憲法を変えてほしくない。
〇日本政府は軍事演習などに莫大なお金を使い、アメリカ言いなりで、憲法も変えたがっている。負けてはいけない!

  

新婦人道本部