「故宮博物院の片隅に」

故宮博物院の片隅に「珍妃井」という所がある。光諸帝の籠妃だった珍妃が帝の変法維新の主張を支持したために西太后の怒りをかって、1900年八国連合軍の北京進攻の際に淹死させられた井戸である。
ここは「珍宝館」の出口に近い所なので以前はこれだけを見に行くことができた。今年3月苫小牧の人たちを案内して出口から入ろうとしたら、珍宝館の入り口へ回れという。粘ったが全然ダメ。数100メートルも離れた入り口へ回り、入場料10元まで払うはめになった。
もっとも入り口を入った広場には、三大九龍壁の1つがあるので損はしなかったが、中は大量のお宝が何室にも渡って延々と陳列してあるので、いい加減疲れてしまう。しかし皆は10元取り戻そうというのか、熱心に見てまわる。
そろそろ出口に近いという所で、メンバーの女性3人が見当たらない。まだゆっくり見ているかと入り口の方まで行って探して貰ったが見当たらない。きっと先に行ったということになって、ゆるゆる歩いたところで待っていた。
聞けば、出口から出た後で、皆んながいないと気が付いて、また中に入ろうとしたが入れてくれない。中国語は全然分からないが粘ったそうだ。入場券を見せろという。責任者が持っているから無いと言う。(日本語だから通じたか不明)結局先方が折れて(根負けした?)入れてくれたという。
一団となって「珍妃井」を見学したあと男性たち曰く「女性は昔から強い!」
2010年6月21日
平和と教育を考えるツアー連絡会会長
鴫谷節夫