日本人としてやるべきことを続ける
〜納骨館に眠る2316名の供養に行こう〜
日中関係が戦後最悪といわれている。 
  
  中国に親しみを感じない日本人が80%を超えたという調査もある。
  
日本のリーダーたちは、中国は恐ろしい国だという中国脅威論を
マスコミを使って垂れ流しながら、だから自衛隊では弱い、
憲法を変えて国防軍にしなければ日本は守れないと、
再び日本国民を騙そうとしている。 
  困ったものだが、日本国民にもマスコミの“中国嫌悪キャンペーン”には、
  
  手も無く丸め込まれる傾向がある。
  
  ちょっと裏を考えれば判りそうなものだと思うのだが。 
それはさて置き、日本国民が今一番気を付けなければならないことは、
  
  こんな時だからこそ“坊主憎けりゃ”の思考ではなく、
  
やるべきことを粛粛とやることである。
 
  日本軍国主義政府が、中国侵略戦争で犯した数々の悪業の中でも、
  
  言い逃れできないのが「中国人強制連行」だ。 
  
  今年も6月末、第48回中国人殉難者全道慰霊祭を挙行し、
  
  9月に当別の「劉連仁生還記念碑」訪問ツアー、室蘭「中国人殉難烈士慰霊の集い」、
  
  10月初めに第3回天津「在日殉難烈士記念館」参拝ツアーに取組む。 
私はこの仕事に係わってもう半世紀になる。
  
資料も4冊出してきた。気が弱くなるといつもこの仕事の意味を考える。
そしてこれは日中関係に関わりなく、
日本国民の未来永劫続く道義的再生の営みなのだと思うのだ。 
平和と教育を考えるツアー連絡会会長
2013年5月29日 鴫谷節夫
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| 劉連仁生還記念碑 |